この記事の概要
たまに、すっからかんになったiPhoneが充電しようとしてもうんともすんとも言わない時、焦りますね。そういう時に落ち着いて対処していただく方法をまとめてみました。ご参考にどうぞ。
どんな症状
充電用のUSBケーブルやライトニングケーブルをiPhoneに差し込んで数分待っても、電池の所にカミナリマークが表示されないとか、完全に電池切れになって画面が真っ暗(つまり電源OFF)になっている状態のまま、電池マークが一向に表示されない!iPhoneを充電したいのに反応しない。これはもしや、充電が出来ない故障なのでは?と不安になってしますね。こういう症状が出た時にこの記事を参考にしてください(数分待つと無事に充電が始まる場合がありますので、先ずは少し待ってみましょう!)。
原因を見つけましょう!
iPhoneを充電したいのに反応しないときもあるはずです。そのときは、いくつかの対処方法を実施することをおすすめします。充電できないときにはいくつかの理由が考えられます。疑うべき順番で並べてみますね。
- ソフトウェアでトラブルが起こっているケース
- 周辺機器の破損
- iPhone本体が故障しているケース
などが考えられます。
ソフトウェアトラブルの場合
ソフトウェアトラブルの場合、再起動を行ってみた後に充電することができるケースもありますが、再起動を行ってもダメな場合は周辺機器の見直しを行ってみてください。そもそも、再起動ができる状態というのは、電池がまだ残っている場合ですね。完全に電池切れになって真っ暗な画面になっている場合は、次の周辺機器の見直しです。
周辺機器(ケーブルやコネクタ)が原因の場合
ケーブルが断線している、充電ケーブルの端子に汚れが溜まったり破損したりしているというケースを疑うことが大事です。特にライトニングケーブルの根元部分で断線が起きやすいと言われています。お家にワンちゃんなどがいると、夜中にカミカミしてることも!
こんな時は、先ずは充電口を乾いたタオルでよく拭いて下さい。iPhoneのドックコネクタ部分は綿棒などで優しくさするようにして中にたまっているホコリなどを取り除きます。これで端子の接触不良が改善する場合があります。ホームセンターに売ってるエアダスター(スプレー缶で圧縮空気を吹きだしてエアで吹き飛ばす清掃スプレー)でゴミを取り除くのも一案です。それから、あくまで自己責任ですが、私の場合は先を丸めた爪楊枝でそっとなでるようにして、癒着している消しゴムカスの様なゴミを取り除いたりしています(これを真似てやっぱり出来ないと仰られても責任は持てませんので悪しからず)。こうやって、コネクタ部分の清掃をしても改善しない場合は「充電器を替えてみる」「充電ケーブル・ライトニングケーブルを替えてみる」などを試してみましょう。予備の充電機器を用いたり、同じタイプのものを家族に借りて試してみることをおすすめします。
iPhone本体が故障しているケース
それでも反応しないのであれば、自分では解決が難しい可能性が高いです。以前、端末を水没させてしまったことがある、強くぶつけてしまったことがあるという場合は、本体や基板がダメージを受けていて、それが原因で充電不良が起こっている可能性があります。いくつかの対処法を試しても反応しないようであれば本体部分の故障になっていると考えられます。最初の故障から数週間経ってから発現する故障などもありますのでなかなか気が付きにくいですね。特に故障ではなく、落下などの衝撃を以前与えていて、その時は画面も割れず、ヒビも入らず何も問題なかったのに、数日後や数週間後に内部配線の接触不良や断線などが起きる場合があります。
それでも解決しない!そんな時はプロに任せましょう!
自分できるメンテナンスを試しても改善しない場合は修理に出すようにしましょう。 iPhoneはメーカーの修理工場や町の修理ショップで直すことができます。自分で分解して修理しようとする人もいますが、自己修理はバッテリー爆発などの危険性もあるので必ずプロに任せるべきです。プロに任せるのであれば的確に原因を探ってもらうことができますし、原因に合った対処法を実施してもらうことができるので安心だと言えます。iPhoneが充電できないまま放置していても、いつの間にか直っているという可能性は少ないです。自分で対処方法を試してみることが大切ですし、それでも無理な場合はプロの力を借りるようにしましょう。適切な行動を起こさなければ、iPhoneの状態が更に悪くなってしまう可能性もあるので、早めに適切な対処を行うことが重要だと言えます。